病院になんでも頼める母が来てくれて、
シャンプーやら病室の床頭台の位置変え、おやつを食べた。母が買ってきた塩パンと松皮もちがとても美味しかった。
過ごしにくい。この1週間の入院は思うようにいかないことでストレスが溜まっていたみたい。
お昼時に、床頭台の向きやベッドの位置が気に食わず、怒りや苛立ちが徐々に言葉になりヒートアップしてしまった。
電動ベッドの音声にさえうるさい!と激怒。
感情が爆発した。
思うようにならない悔しさと怒りが涙に変わり
看護師に当たった。
ずっと我慢してたと言った。
初めてこんな自分を見た。壊れた自分を見た。
壊れてようやく我慢に気づいたのだ。
あとで母に、看護師さんが伝えてくれた。
「感情を出してくれてよかった、
看護師も対応していくので何でも言ってください。いい子で我慢しなくていい」と。
夜20時
母から電話があった。
ごめんさっき電話があったの気づかなくてと。折り返してくれたらしい。
私は気を荒くした分疲れて気を失うように寝ていた。その間に間違ってかけていたらしい。
母は、「我慢するのは痛みだけでいいと思うよ」
返す言葉が見つからなかった。シーンとした後、うんと一言。涙が出てきた。
母も声が震えていたから泣きそうだったに違いない。早めに切った。
明日からリハビリが再開する。PTに会えるのが楽しみ。今日はまたゆっくり休もう。