ご覧いただきありがとうございます
このブログはCRPS(複合性局所疼痛症候群)という病気の闘病記録を残しながら、拝読して下さる方のお役に少しでも立てたらいいなと思って書いています。
今回はオンライン言語リハ
ことばの天使さん
の記事*をきっかけに、高次脳機能障害について調べました。
(*Instagram 投稿の記事)
高次脳機能障害の症状について
こちらをご覧ください。
↓
引用:国立障害者リハビリテーションセンター・高次脳機能障害情報・支援センター
高次脳機能障害とは?
高次脳機能はケガや病気により、脳が損傷すると注意を払ったり、記憶・思考・判断をおこなったりする機能を失ってしまうのが「高次脳機能障害」です。 この高次脳機能障害があると、この症状により日常生活または社会生活に制約がある状態が続きます。
引用:
脳に器質的な異常があることが検査で分かるのですね。(非器質的というのが、特に身体の中で異常がないことを指します)
難治性疼痛とは関連づけられないのですが、高次脳機能障害の『症状』の中には共感できる方や、私もこの症状あるなぁと感じる方もいらっしゃるのではないかと思いました。
器質的な異常が見られなくても、転換性障害や解離性障害のような、精神的な苦痛を表出できなくて身体の症状に現れてしまう場合も同様です。
本当は高次脳機能障害なのに、検査や診断が行われないことで、頭がおかしいとか、知的障害を疑われたり、変な人と思われたり、偏見を持たれたりする方がいることも知りました。
2018年の秋以降、自分が病院という場所に関わるようになってから、病院の壁に貼ってあるポスターなどの中で高次脳機能障害のポスターを見かけることが増えました。
精神的の診療科や脳神経内科に貼ってあることが多い気がします。
このように病気のことを「知ってもらう」ためにさりげなく待合室に貼るのは良いことですよね。待合室では診察を待つ時間があるため、少なからずポスターの存在には気づきます。
人々の目に留まるような内容・キャッチコピーを通して、周知する。啓発する。という手段は
効果があるのだなぁと思いました。
問題点をあげるとすれば、病院内でしか見かけないことですね。
CRPSという病気の啓発活動に力を入れたい私にとって、
どんな場所にポスターがあると
知らない人に知ってもらえるか
ということはよく考えたいと思いましたし、同時に、ポスターを貼るにも認可が必要で根気がいることも頭に浮かびました。
本当に
いろんな病気があります。
世間、個人が知らないがゆえに病気の理解が得られない。孤独を感じる。
仕事や学校、日常生活に困難が多い。
↑これらの現実を受け止め、自分にもできることから貢献していきたいです。
脳はとても大切な身体の部位。運動器に指令を出すから、歩いたり座ったりできます。それ以外にもたくさんの機能を果たしてくれている脳。認知症が始まるのも脳です。
私はCRPSになってから改めて「脳」と生活の関連性や脳の機能低下による様々な生活への障害があることに気づかされました。
健康であれば、考える機会もありません。
そもそも考える必要がないからです。
当たり前だからです。
脳にダメージがあると生活に支障が出て、
原因が分からないから、尚更
他者に分かってもらえない世の中なのが悲しいですね
高次脳機能障害という疾患は
一度は耳にしたことがあるかもしれません。
それはきっと、伝えたい・知ってもらいたい
と願い、動いた人々がいるからだと考えます。
何年も時間がかかったのかもしれません。
それでも諦めなかった「人」の力というのは非常に大きなパワーを持っています。
裏方や裏側にスポットを当てるのは
私の癖ですが…
物事の背景について少し意識してみるだけで
捉え方も変わってくる気がします。
高次脳機能障害が生じた当事者の心理についてはあまり知られていないことも知りました。しかし、支援に当たっては当事者の心理を知ることが不可欠だよなぁ。。。と感じた次第です。
色々と考えさせていただき
ありがとうございました。
Instagramにて今後も応援させていただきます。
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日々の記録(抜粋)
2022年1月9日
夜、灼熱痛、ピリピリ感8レベル
黙っていられなかった
2022年1月11日
左足の認識がまだ足りない
感覚を入力していくリハビリが必要
ミラー、電気などを再開
感覚がわからない
↓
まずはこれを解消するために
リハの動きの中で今は左足が
「どんな状態か」
を理解できるように可視化できると良い
要アプローチ!
うつ伏せになると
大腿前面が伸びて良い。
●立位にて背面介助してもらい、左下肢を踏み出す練習をした
回路の繋がりが休みの日?
左下肢を一歩出そうとしていると
左下肢を見ているのだけど
前に という意識が強いせいか
右足が前に出る(笑)
3回やって3回とも笑
下肢は下肢で、
『出る足は出そう!』とでも
思っているのだろうか?
左足を動かしたいのに
右足がでるってやばい。
PTさんも初めて見たとのことで笑うしかなかった。
痛みが強くなければなぁ
もっと立つ練習できるのになぁと
焦る自分に、
いいペースだと思うけどなぁと
言ってくれたPTさん。
その言葉は肯定してくれているようで
安心感を与えてくれた。
ありがとう。
run tomorrow
明日を動かせ