RE:Walkもう一度歩くためのCRPS闘病日記

過去にCRPSを完治させてランナーに。2018年11月〜2度目のCRPS発症 また自分の足で歩みたい。

難治性疼痛のリハビリ用具ニュース&痙縮について

 

ご覧いただきありがとうございます

 

このブログは『明日を動かせ』という想いをテーマに、前に進むための記事を書いています。私自身の闘病の記録を残しながら、拝読して下さる方のお役に立てることを発信していきたいと思っています。

 

今回は「痙縮」という症状について

そして新たに見つけた「リハビリ器具」についてピックアップしたいと思います。

 

www.med.kindai.ac.jp

痙縮とは?

けいしゅく と読みます。

痙攣のケイと、収縮のシュウだから何となくどんな症状なのか想像できる方もいるかもしれません。

 

脳卒中や脳性麻痺など脳の病気や、脊髄損傷やALS(筋委縮性側索硬化症)のような脊髄や神経の病気などで、筋肉が緊張しすぎて、手足が動かしにくい、首や背中が反ってしまう、勝手に動いてしまう状態のことを言います。


痙縮では、手指が握ったままとなり開こうとしても開きにくい、肘が曲がる、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状がみられます。

 

引用:近畿大学医学部 脳神経外科 公式ウェブサイト(上記に添付)

 

痙縮と拘縮の違いって何?

 

と思ったのでいざ調べてみると…

 

痙縮(けいしゅく)は、日常生活に支障が生じるだけでなく、リハビリテーションの妨げにもなってしまう場合があります。また、痙縮(けいしゅく)の症状を長い間放っておくと、筋肉が固まってさらに関節の運動が制限される「拘縮(こうしゅく)」という症状につながることもあります。

と記載がありました。

 

 

そもそも脳卒中に伴うことが多い症状

 

脳卒中とは?

 

時々耳にするワードではあるけれど、説明することはできなかったので、分からないまま生きていくより知っておいた方がいいこともあるなぁ。と思いました。

 

下記をご参照ください。

keishuku.jp

 

引用元:https://keishuku.jp/keishuku/

 

 

では、なぜ「痙縮」が起こるのでしょうか

 

筋肉が動く仕組み

脳で筋肉を動かそうと思うと、命令は脳で加工され、脊髄を通って脊髄にある運動神経に伝わり、運動神経が興奮して筋肉が動きます。

もちろん動くだけではなく、脳からは抑制の命令も届き、足を曲げる時は足を伸ばす筋肉に力を緩める命令が届きます。緊張と弛緩を繰り返して運動ができています

 

脳から運動神経までの経路が損傷されると、脳からの信号が届かなくなります。動かすための命令が届かないと筋肉は動かなくなり、麻痺します。これは、いわゆる脊髄損傷などの原理と同じだと思います。

 

抑制する信号が届かなくなると、反射を抑えていた信号が無くなり、脊髄の運動神経が勝手に興奮して筋肉が動き、痙縮を呈します。

 

勝手に動く=不随意運動

 

脳から脊髄のどこか(あるいは両方)を壊してしまう病気やけがは痙縮の原因になると言います。

 

外傷による損傷、血管からの出血による周囲の組織の圧迫、血管がつまることにより組織が壊死する梗塞、神経が変成してしまう疾患、脊髄の通り道の脊柱管の変形などで経路が障害されます。

 

 

考えられる治療方法

1.運動療法:ストレッチが大事。下のどの治療にもリハビリテーションを併用することで効果をさらにあげることができるそうです。
2.装具療:装具には様々な目的がありますが、痙縮をやわらげる効果を狙って作成することもあります。治療用装具というものです。私は痙縮とは違いますが、左下肢が麻痺して足首・足の指が背屈できなくなってから、下垂足を防止するために治療用短下肢装具(オルトップ)を作成しました。

下記のブロック療法と組み合わせることもあります。
3.薬物療法:痙縮をやわらげるために様々な薬があります。効き目や副作用は、当然ながら人によって違います。
4.ブロック療法:ボツリヌス療法、ブロック療法などがあります。
5.電気刺激療法・物理療法:低周波治療や温熱療法があります。
6.手術療法:必要があれば整形外科や脳神経外科の医師と相談

 

 

keishuku.jp

 

 

難治性疼痛の患者さんで、外科的な治療を行うケースもあります。私も一度は調べて考えた「脊髄刺激療法(SCS)」

 

脊髄に微弱な電気を流すことで難治性の痛みを緩和する外科的な治療方法。

 

でも、自分で言うのも変だけどまだ若いし、何よりも一度完治させたという経験があったので、一度頭をよぎった選択肢ではあったけれど、すぐに選択肢からは外しました。当時は信頼できる医師に出会えていませんでした。それも、全く乗り気でなかった理由の一つではあると思っています。

 

分かりやすい説明が下記のサイトに掲載されていました。

www.shin-tokyohospital.or.jp

 

 

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アロディニアが伴う難治性疼痛

 

痛みが強まることから、触ることもできない。

水中なら楽。←私の場合

雲の上なら歩けそうなんて10年前は考えていたこともありました。そんな私に、偶然新しいニュースが流れてきました。

Curaria(キュラリア)というエアーリハビリ用具です。

 

何やら空気のちからで筋肉を伸長して緊張をほぐすという画期的?なリハビリ器具。

 

◎血流を促進することで、拘縮を予防
◎空気量を調節することで、その人の状態に合わせて使用可能

 

ガストロリリース

https://www.hivix.co.jp/curaria/

こちらのWebサイトにも、痙縮と拘縮のお話が記されていました。

https://www.hivix.co.jp/curaria/pdf/gastro.pdf

 

複合性局所疼痛症候群(CRPS)は

高確率で異痛症(アロディニア)を伴います。

 

触っても痛い、車の振動が痛い、風が吹くだけでも痛い、痛くてお湯または水に触れられない(どちらか)、シャワーの圧が辛い、靴下を履いていられない、靴が履けない、冬でも素足

 

私はとにかくアロディニアが厄介で、『普通』の有り難みを感じる症状の1つです。

 

筋緊張を緩和してくれる機能があって、

エア(空気)を活用するリハビリ。

 

とても興味深いものでした。

早速PTさんに相談したいと思います。

 

果たしてこのような器具を活用できるレベルまで達しているのか、という問題もありますが、装具で固定したり他者に触れられて可動域訓練をすることは、そこそこの苦しさが伴うので

検討する範疇にあります。

 

★空気のちからでふくらはぎを伸長し、筋肉のこわばりを防ぐ
★足底部の筋肉も同時にストレッチが出来る

 

足の症状用のもありますが、

どちらかというと腕や手のために開発されたようなリハビリアイテムだと感じました。家庭用というだけあって、価格も低め。デモ機が有れば試してみたいと思っています。アロディニアが無い方の左下肢にも、活用することができます。

 

人それぞれ症状や部位が異なるため、

全ての方に適応するとは思っていませんが

私の場合は試す価値はあると思いました!

 

勉強していたこととは別の事が、

自分の病気を改善していく方法につながる。

 

そんなきっかけを大切にしたいです。

 

興味のある方は医療関係者に相談してみてください。

 



 

 

日々の記録(抜粋)

 

2022年2月18日

 

頭痛あり


訪問看護


37.4度

酸素正常値

 

 

2022年2月19日

 

夕方〜


灼熱痛8

非常に耐え難い痛みだった。 

 

2022年2月21日

 

ピコは前夜19滴内服

お通じあり


足の痛みは、座位にて増強

他はわりと落ち着いており、

増強の頻度は非常に少なかった。

 

 

プリント業者からオファーあり。

 

またとないチャンス。

奇遇としか言えない。


商品を見て、ぜひお力添えさせてくださいと言ってくれた。

 

お声がけがどれだけ有り難いか。。。

感動したし、タイミングがピッタリで奇跡的な出来事だった。

 

ありがとうございます。

 

 

幼なじみの親友から結婚式の招待状が

Webで届いた。

本当なら一番来てほしいところ

と言ってくれた。


嬉しかった。


言葉も話せない時期から一緒にいた友人。

 


結婚。パタパタと、タイミングで皆前進していく。

 


結婚したら今まで以上に

会えなくなったりするんだろうな

 


住む拠点が関東になるから、

そりゃ中々会えなくなるよね

 


幼稚園のころ、将来一緒にルームシェアする計画を立てるのが趣味だった。色々考えて楽しかったなぁと思う。

 


現実と夢はやはり異なる。

子どもの頃の夢を実現する人はどのくらいいるのだろうか。

 

 

 

run tomorrow

明日を動かせ

 

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございました

 

いつも貴重な時間をかけて

読んで下さる皆さま

そして、応援して下さる皆さま、

本当にありがとうございます。

 

おかげさまで、今の自分が在ります。

 


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